ベティーナ&シモンによる展覧会「Kyoto Dinner Experiments」のメイン・イベントである「オープニング・ディナー・パーティー」が、12月11日(土)18時からギャラリー南でありました。
プロジェクト参加者約20名と11回の料理ワークショップを経て、参加者ひとりひとりが考案した「日本・北欧ハイブリッド魚料理」がずらりとテーブルに並んだ様子は壮観。
そしてオープン。
私たちの予想を大きく上回る80名以上の方々がお越しくだり、これにはベティーナとシモンも驚いていました。
ギャラリー内には、あっというまにバイキングに並ぶ長蛇の列ができ、いつものギャラリーがまるでレストランに様変わりしたようでした。
展示は壁面にパネル、そして中央には和室をイメージした食卓風のテーブルが置かれ、白色系でまとめられたインスタレーション。
パネルでは、プロジェクト参加者のプロフィール、ワークショップで作られた和風魚料理と北欧魚料理のレシピ、そして日本・北欧ハイブリッド料理のレシピを読むことができます。
インスタレーションでは、ゆるやかな稜線を描く白い土台に、木、家、家具、動物などさまざまな粘土細工が置かれています。これらは、ベティーナとシモンが、ワークショップを通じて交流した参加者ひとりひとりについての思い出や印象に残った物事を形にしたもの。
11回にわたるワークショップの印象が、山や丘を思わせるひとつづきの風景に溶け込むことで、今回のアート・プロジェクト「Kyoto Dinner Experiments」の眺めが立ちあがってくるようです。
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