6.29.2012

[滞在24日目]会場下見

日増しに暑くなりますね。
京都芸術センターのスタッフは、節電対策のため
「事務所の冷房は極限までつけない」という
我慢大会のような毎日を送っております。
がしかし、フィリピンからきた二人にとって、この暑さはまだマシだそうです。

今週、二人の最終公演を行う会場の下見へ行ってきました。
二人は、日本へ来る前からサイトスペシフィックな場所で公演したいという強い思いがあり、
スタッフが二人の希望に見合う場所をいくつか探し出しました。

当日のお楽しみにしてほしいので、ここで詳しくは書きませんが、会場となる建物は町屋です。
芸術センターの近くの町屋、としか今は言えません。
町屋の各部屋(玄関、キッチン、階段、ダイニング等 計6部屋)でそれぞれのソロダンス、ユニットダンスを披露する予定です。

振付はもちろん、音楽にもこだわった二人のパフォーマンスはどのように仕上がるのでしょうか。
ぜひご期待ください。



6.27.2012

[滞在21日目]突撃インタビュー


二人の帰り際、パッと携帯のカメラを向けたときの写真。

今日の朝はタンクトップにサングラスという出で立ちで登場。
だんだん夏度が増していく二人です。

そんな二人に、ブログのネタ欲しさに突撃インタビューをしてしまったスタッフE。
以下のような会話をしました。

スタッフE(以下、E):京都に来てずいぶん経つけど、京都は気にいった?
Mia&Sam(以下、M&S):とっても!京都は涼しいし、食べ物がものすごく美味しい!
それに、京都芸術センターで行われる演劇やダンスの公演を見たり、観世会館で狂言を見たり、沢山のものを見ることが出来ているよ!

E:京都以外にもどっか行ったりしてる?
M&S:神戸のダンスボックスに行って、友達の公演を見に行ったよ。
明日はTOSHIKO(岡登志子のワークショップへ参加しに芦谷に行くよ!


E:発表公演の準備はどう?現時点でどのくらい出来あがってる?
Mia:私のパートは少しね。
Sam:2人の振り付けは少しずつ出来ているんだ。あと、僕は自分で音楽も作るのだけど、
協力してくれるサウンドアーティストが見つかったから、彼の音楽が出来上がるのを待っているところ。

E:それは楽しみ!

と、なんとなく会話が終わった後、2人はセンターで制作室を使用中の京極朋彦さんとお喋りをしていました。

センターには制作室を使用しているダンサーが沢山いるので、そんな彼らとダンサーを出会わせることも重要なのです。
(そこはスタッフKさんがとても気を利かせてくれています!)

2人は人見知りもせず、積極的に外へ向けて活動している様子です。
きっと、滞在中に見聞きししたものを吸収して、成果として素晴らしいものを見せてくれることでしょう。期待して待ちましょう!

6.16.2012

[滞在10日目] WELCOME PARTY!

二人の歓迎会を行いました。
場所は京都芸術センター近くにある
町屋を改装したおしゃれな創作料理のお店です。



コースのお料理はお刺身、鮎の塩焼き、白身魚(種類は忘れてしまいました)の天麩羅

・・・などなど。

全員が次々に出される魚料理に舌鼓を打っていたところ、
 サムからこんな発言が。


「僕はあまり魚を食べないんだ。匂いがきついから。」



・・・・・!!??



なんと、サムは魚料理があまり好きではなかったよう。

コースは既に中盤に差し掛かっていたのに、
それまでサムは無理して(?)好きではない魚を食べていたよう。

そんなサムのけなげな姿に一同爆笑。
 
最後に、サムの為にから揚げを一皿頼んで、無事楽しく会食は終わりました。


ここから本題。
 
このような感じで、レジデンス・アーティストの二人は、沢山喋り、よく笑い、
コロコロと魅力的な表情を見せてくれます。

現段階では、まだパフォーマンスの全体像は見えてきませんが、


徐々に発表公演に向けての準備が進みつつあります。
これから会場の下見にも行く予定です。


素顔は癒し系の二人。
本番ではいったいどのようなダンスを披露してくれるのでしょう。

http://www.youtube.com/user/airdanceph?feature=results_main


You Tubeで2人の所属するダンスカンパニーのダンスがみられますよ!
ぜひご覧ください。


6.15.2012

NEW FACES in AIR 2012!!

京都芸術センターで行われるアーティスト・イン・レジデンス2012より
新しい顔ぶれがお目見えしました!!

6月5日(火)、フィリピンからやってきた2名のレジデンス・アーティストをご紹介いたします。

左がサム、右がミア。いつも笑顔の二人は、姉弟みたいに仲が良いです。
                 
                  (Rhosam Prudenciado Jr.      Mia Cabalfin) 

 
2人はAirdance - Philippine Contemporary Dance Companyという
ダンスカンパニーに所属しているダンサーです。
Airdanceのサイトはこちら:::http://www.airdance.com.ph/

滞在は8月中旬までの予定。

帰国前には、滞在制作の発表公演を行います。
詳細が決まり次第、ブログや京都芸術センターのHPで公開していきます!



ちなみに、写真の奥にいる笑顔の女性は、サンディ。
インターンとして舞台の照明デザインなどを勉強しに、マレーシアからやってきました。

6月になって一気に国際色豊かになった京都芸術センターです。
短い滞在ですが、2人にとって有意義な滞在になるよう
京都芸術センターは全力でサポートしていきたいと思います。

滞在制作の様子などこちらのブログでご報告していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


2.26.2012

【京都芸術センター×京都市立芸術大学 Residnce】対談「Inhwan Oh×建畠晢」

インファン氏を招聘しているアーティスト・イン・レジデンスプログラムが、
京都芸術センターと京都市立芸術大学とが連携して始まったものであることは、
既にご紹介している通りです。

そして来る3 月1 日(木)、招聘作家であるインファン・オと、
京都市立芸術大学長 建畠晢による対談を開催いたします。
日本に現代美術家インファン・オの作品を最初に紹介したのが、あいちトリエンナーレ2010 ディレクターであった建畠晢です。
今回の対談では、
①インファン・オの作品との出会い
②京都での滞在制作の成果と今後の展望
③韓国の現代美術の現状

等々、多岐にわたるトピックを、作家とキュレーターそれぞれの視点からお話しします。

日時:3 月1日(木) 19:00-21:00
会場:京都芸術センター ミーティング・ルーム2 
*入場無料・申込不要 *日韓通訳有

問合せ:京都芸術センター TEL:075-213-1000

沢山の方のご参加をお待ちしております!

2.24.2012

【京都芸術センター×京都市立芸術大学 Residnce】Inhwan Oh氏滞在中の様子をお届けします!

インファン氏は滞在中、京都芸術センターのワークショップルームという部屋を主なスタジオとして使用し、その他撮影用のスペースとして、制作室と呼ばれる、元の空き教室を1つ使用し、制作を進めています。

その様子の一端をご紹介します。
ある日の撮影では、以下のような畳を使用しました。















そこへパフォーマーが2人やってきます。
二人はダンス、音楽、映像、美術、武道などを使用した、分野越境的な公演を行うパフォーマンス集団・Mudaのダンサーである、辻本(右から二人目)さんと渡邉さん(右端)です。
この日は映像作品の制作のため、この二人のパフォーマンスを撮影します。















ちなみに左端にいるのは、今回のレジデンスで通訳もしていただいている、
現代美術家のHyon gyon(ヒョンギョン)さんです。















パフォーマンスを撮りまくるインファン氏。
一体どのような作品が出来上がるのでしょう。

詳細については、3月1日のトークにて発表されます。
ご期待ください!

2.15.2012

【京都芸術センター×京都市立芸術大学 Residnce】レクチャーの様子をお届けします。

2月11日(土)に行われたレクチャーの様子をご紹介します。

今回も自分の過去作のことなどを話していただき、
アーティストとして、自身で心がけていることなどもお話いただきました。
その中から1、2点の作品を紹介します。

まずは、あいちトリエンナーレでも発表された《where a man meets man》(2001-現在)。












街にあるゲイバー/クラブの名前を、粉末状のお香を用いて展示スペースの床に描いた作品です。
お香は会期中ゆっくりと燃やされ、煙を媒介として鑑賞者同士が、作品を共有する過程に注目して作られた作品です。

次に《Name Project : Looking for you in Seoul》(2009)。



街に出て、韓国のポピュラーな名前(同姓同名)を持つ10 人を探すプロジェクトです。
最終的な結果よりも、「探す」というプロセス自体が目的化された作品です。

いずれの作品も、その程度の差はありますが、
個人と社会の関わりが主題とされていることに大きな特徴があります。

レクチャーの中では、そうした作品を作ることに興味を持った背景として、
インファン氏は自身が同性愛者であることにふれ、
個人のセクシュアリティと社会が相対した時に生まれる問題や違和感が、
作品を制作する主な動機の一つであることを語っていただきました。

今回のレクチャーはインファン氏の過去作についての紹介が主となり、
京都滞在中に取り組んでいるプロジェクトの発表については、
3月1日に予定されている、建畠晢学長との対談に持ち越されることとなりました。

インファンさん、そして本日のレクチャーにお越しいただいた皆様、
ありがとうございました。

次回以降本ブログでは、インファン氏滞在中のクリエイションの様子を随時報告していきます!