インファン氏を招聘しているアーティスト・イン・レジデンスプログラムが、
京都芸術センターと京都市立芸術大学とが連携して始まったものであることは、
既にご紹介している通りです。
そして来る3 月1 日(木)、招聘作家であるインファン・オと、
京都市立芸術大学長 建畠晢による対談を開催いたします。
日本に現代美術家インファン・オの作品を最初に紹介したのが、あいちトリエンナーレ2010 ディレクターであった建畠晢です。
今回の対談では、
①インファン・オの作品との出会い
②京都での滞在制作の成果と今後の展望
③韓国の現代美術の現状
等々、多岐にわたるトピックを、作家とキュレーターそれぞれの視点からお話しします。
日時:3 月1日(木) 19:00-21:00
会場:京都芸術センター ミーティング・ルーム2
*入場無料・申込不要 *日韓通訳有
問合せ:京都芸術センター TEL:075-213-1000
沢山の方のご参加をお待ちしております!
2.26.2012
2.24.2012
【京都芸術センター×京都市立芸術大学 Residnce】Inhwan Oh氏滞在中の様子をお届けします!
インファン氏は滞在中、京都芸術センターのワークショップルームという部屋を主なスタジオとして使用し、その他撮影用のスペースとして、制作室と呼ばれる、元の空き教室を1つ使用し、制作を進めています。
その様子の一端をご紹介します。
ある日の撮影では、以下のような畳を使用しました。
そこへパフォーマーが2人やってきます。
二人はダンス、音楽、映像、美術、武道などを使用した、分野越境的な公演を行うパフォーマンス集団・Mudaのダンサーである、辻本(右から二人目)さんと渡邉さん(右端)です。
この日は映像作品の制作のため、この二人のパフォーマンスを撮影します。
ちなみに左端にいるのは、今回のレジデンスで通訳もしていただいている、
現代美術家のHyon gyon(ヒョンギョン)さんです。
パフォーマンスを撮りまくるインファン氏。
一体どのような作品が出来上がるのでしょう。
詳細については、3月1日のトークにて発表されます。
ご期待ください!
その様子の一端をご紹介します。
ある日の撮影では、以下のような畳を使用しました。
そこへパフォーマーが2人やってきます。
二人はダンス、音楽、映像、美術、武道などを使用した、分野越境的な公演を行うパフォーマンス集団・Mudaのダンサーである、辻本(右から二人目)さんと渡邉さん(右端)です。
この日は映像作品の制作のため、この二人のパフォーマンスを撮影します。
ちなみに左端にいるのは、今回のレジデンスで通訳もしていただいている、
現代美術家のHyon gyon(ヒョンギョン)さんです。
パフォーマンスを撮りまくるインファン氏。
一体どのような作品が出来上がるのでしょう。
詳細については、3月1日のトークにて発表されます。
ご期待ください!
2.15.2012
【京都芸術センター×京都市立芸術大学 Residnce】レクチャーの様子をお届けします。
2月11日(土)に行われたレクチャーの様子をご紹介します。
今回も自分の過去作のことなどを話していただき、
アーティストとして、自身で心がけていることなどもお話いただきました。
その中から1、2点の作品を紹介します。
まずは、あいちトリエンナーレでも発表された《where a man meets man》(2001-現在)。
街にあるゲイバー/クラブの名前を、粉末状のお香を用いて展示スペースの床に描いた作品です。
お香は会期中ゆっくりと燃やされ、煙を媒介として鑑賞者同士が、作品を共有する過程に注目して作られた作品です。
次に《Name Project : Looking for you in Seoul》(2009)。
街に出て、韓国のポピュラーな名前(同姓同名)を持つ10 人を探すプロジェクトです。
最終的な結果よりも、「探す」というプロセス自体が目的化された作品です。
いずれの作品も、その程度の差はありますが、
個人と社会の関わりが主題とされていることに大きな特徴があります。
レクチャーの中では、そうした作品を作ることに興味を持った背景として、
インファン氏は自身が同性愛者であることにふれ、
個人のセクシュアリティと社会が相対した時に生まれる問題や違和感が、
作品を制作する主な動機の一つであることを語っていただきました。
今回のレクチャーはインファン氏の過去作についての紹介が主となり、
京都滞在中に取り組んでいるプロジェクトの発表については、
3月1日に予定されている、建畠晢学長との対談に持ち越されることとなりました。
インファンさん、そして本日のレクチャーにお越しいただいた皆様、
ありがとうございました。
次回以降本ブログでは、インファン氏滞在中のクリエイションの様子を随時報告していきます!
今回も自分の過去作のことなどを話していただき、
アーティストとして、自身で心がけていることなどもお話いただきました。
その中から1、2点の作品を紹介します。
まずは、あいちトリエンナーレでも発表された《where a man meets man》(2001-現在)。
街にあるゲイバー/クラブの名前を、粉末状のお香を用いて展示スペースの床に描いた作品です。
お香は会期中ゆっくりと燃やされ、煙を媒介として鑑賞者同士が、作品を共有する過程に注目して作られた作品です。
次に《Name Project : Looking for you in Seoul》(2009)。
街に出て、韓国のポピュラーな名前(同姓同名)を持つ10 人を探すプロジェクトです。
最終的な結果よりも、「探す」というプロセス自体が目的化された作品です。
いずれの作品も、その程度の差はありますが、
個人と社会の関わりが主題とされていることに大きな特徴があります。
レクチャーの中では、そうした作品を作ることに興味を持った背景として、
インファン氏は自身が同性愛者であることにふれ、
個人のセクシュアリティと社会が相対した時に生まれる問題や違和感が、
作品を制作する主な動機の一つであることを語っていただきました。
今回のレクチャーはインファン氏の過去作についての紹介が主となり、
京都滞在中に取り組んでいるプロジェクトの発表については、
3月1日に予定されている、建畠晢学長との対談に持ち越されることとなりました。
インファンさん、そして本日のレクチャーにお越しいただいた皆様、
ありがとうございました。
次回以降本ブログでは、インファン氏滞在中のクリエイションの様子を随時報告していきます!
登録:
投稿 (Atom)